環境デザイナー

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環境デザイナー(かんきょう-)とは、環境デザインをおこなうデザイナー建築家ランドスケープアーキテクトのほかガーデンデザイナーや都市計画家・都市デザイナー、ファニチャーデザイナー建設業界で活動する景観設計の専門家森林保全・施業など研究家ほか。広域的に都市計画や地域計画を行う場合の都市計画家やアーバンデザイナーと呼ばれるデザイナーや、景観の専門家、森林整備に携わる技術者やランドスケープアーキテクト、また、環境に配慮して設計を行う建築家など、これらの職種の「デザイナー」諸氏は、環境デザイナーを兼ねているともいえる。人のすみか、活動場としての環境というものからしてその範囲は幅広く、そのため環境デザインは身近なみどりからファニチャーから建築、建築群から道路(街路)や河川(水辺)などの土木施設も含めた都市全般から、公園緑地里山から森林場合によっては海中まで、その対象も幅広い。

ちなみに、個別の設計的な業務よりも、環境アセスメント的な業務(環境評価)や調査解析、各種環境関係の規制法令に基づく助言を中心に行う場合には、環境コンサルタントと呼ばれる職能が存在する。

ランドスケープ

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ランドスケープLandscape)は、景観を構成する諸要素。ある土地における、資源、環境、歴史などの要素が構築する政治的、経済的、社会的シンボルや空間。または、そのシンボル群や空間が作る都市そのもの。

また、ランドスケープ・アーキテクチャー(Landscape architecture)は、土地が持つ諸要素を基盤にして、都市空間や造園空間、建築群(まちなみ等)といったランドスケープを設計、構築することをいい、そうした職能をランドスケープ・アーキテクト(Landscape architects)という。

園芸

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園芸(えんげい)

  1. 園芸(えんげい) は、本来「園藝」と書き、生きた植物を絶対的素材とする芸術(美的文化)の一つである。概説3で後述する。
  2. 園芸(えんげい) は英語 horticulture の訳語として農業の一分野である。概説2で後述する。
  3. 園芸(えんげい) は英語 gardeningの訳語として造園のことである。→造園を参照。